2021,8,21

◆0:36

久方ぶりに派手に酔っぱらった。
空間の歪みを体感している。
どちらがこちらの世界で、さて、どちらがあちら側なのかと、
息を吸うたび、私の瞼の裏側に映る何もかもがわたしには、まるで関係のない事柄だらけ。
すべてが曖昧でありながら、なんと、色を持って、こちらに放ってくる感覚。
これは、きっと私が生きる上で一寸たりとも、姿を消してはくれないだろう。
輪郭でも影でもなく、ただ少し頭の中を悪戯されているだけなのかもしれない。用心せよ。