強迫

私は言葉にされた事やした事についてやたらと固執する悪い癖がある。例えば昨夜「xx時に起きる」と聞いていて、その時間帯になっても恋人は起きず、なんだか気が立っている様子だったのでそのまま寝かせてみようとは思うし、そうしているけれど、それでもやはりハラハラしてしまう。遅刻しないだろうか、ご飯を食べる時間はあるだろうかetc...そこのところを臨機応変に対応できるようになるのが、私にとっての課題だと思う。

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フレンチトーストは冷めてしまったけれどそれもまた温めておけば良いわけで。
気を緩めて力を抜いて、と、自分に言い聞かせている。この、変に几帳面というのか、神経質なのか、自分の内部から感じるピリッとした空気が苦手だ。ひとまず彼は社会人でおとななのだから、言葉に関してはしっかり噛み砕いて、どう行動するかというところを信じようとおもう。何を言われたかではなく、何をされたかが大事だと友人が伝えてくれたその言葉が私を常々支えてくれている。

今日も良い天気だ。

グレー

イメージを丸っとチェンジするのは無理なので、

イメージをシフトするよう心掛けているものの、

なかなかそうもいかないことも在って、

自分のぼやけた輪郭から離脱するようなぞわっとした感覚がまだ皮膚に残っている。

腑抜けた面を覆うように汚しながら、ただ、生きているだけの小さな個体になってしまう。

何もかも吐け出せないのなら何も飲み込みたくはないという不思議な感覚に陥る、ひとは0にも100にもなれやしないし、そうなりたいとも思わない。

もう崖っぷちには立ちたくない。

酩酊した頭を掻きむしりながらもこんな時にキューティクルの痛みだとかくだらないことに意識がいくのをぼんやりと笑ってしまう。

辺り一面が曖昧だ。

根っこが大事

なんとも体たらくに過ごしてしまったが、私には大変なことに珍しく夜に晩酌程度の酒量で過ごせたのはとても嬉しい。

眠るのが難しいと感じたら部屋の片付けの続きをしよう……明日は恋人に会えるので朝から頑張ろうと意気込んでいる。
やっぱ曇っていたり雨だったりするとぐでんとしてしまうね。

朝方恋人とのLINEで、部屋にいる時の雨音だとかアスファルトから上がってくる匂いだとかが良いよね、と話をしていてなんだか安心した。甲斐甲斐しくお見送りをしてから親友とぼんやりSkypeでビデオ通話をしていたのだけれど、本当にお互いぼんやりしていて、笑ってしまった。一緒にゆったり出来たのが嬉しかったなあ……

昼間に惣菜のエビマヨを食べたっきりでわりと事足りていて、なんならまだ余っている。
やるねぇ、さんきゅっぱ。
コストパフォーマンス大事。

自炊は大好き、せっかくお皿を洗い終えてしまったので、恋人が来る際で良いだろうといういい加減なところ。

もっと気負いせず、最低限の気力で生きたい。
映画「めがね」の”黄昏上手”という台詞を思い出した。

夢魔

もう何も考えず、じっくり幸せを噛み締めながら死んでいきたいとすらひっそり思うけど、まだ先の将来にも抱きしめ合っていたい、酷いワガママだなぁと、自責の念に駆られながらも考える。 楽しいビジョンについて想うとき、同時に最悪の事態を勝手に恐れてビクつくのを辞めたい、野生の小動物じゃあるまいに……。

知らなすぎも知りすぎも良くない、ちょうど良い温度がきっとある。

私は何を恐れているの?と自分に問いかけたとき、真っ先にいまの幸せを壊したくないと答えが出たのは、きっと恵まれすぎた悩みだ。ブログを頻繁に更新し始めたのは思考のシェアの為でもあるが、文章を書く、思考を整理する為というのがより近い気がする、現にこうして書くことにより自分の感情が可視化できることを知った。

しゅんとした頭で、たまの「そんなぼくがすき」を聴く、そんな時間は嫌いじゃない、かと言って好きでもないが、夜を抱え込めないときにはよく聴いている1曲だ。

youtu.be

 

ナゴム時代に産まれたかったというのは永遠の夢でして、

 

 

月は北へ

んぎゃ!と唸りながら目が覚めた。多少の貧血がみられる。野暮なことを愚図って考えてからとりあえずは本を1冊手に取る。

”あなたのなかで私は生きる、あなたがそばにいなくとも。 自分だけでは死んでいる、現にここに在りながら”    by.モーリス・セーヴ

もう朝か、と思ってみたら夕暮れ時だった。

ひとまずは窓を開けて涼んでから、松任谷由実ルージュの伝言をBGMに洗い物をしたらかなり捗った。

1歩ずつ少しずつ生活を建て直していく。

皆既月食は自室のベランダからも目の前の公園からも見えないのでウェザーニュースの実況中継から見ているという謎の時間……

「月は自粛しました」というコメントが流れていくのをひらひら眺めている。

午前中は恋人と話しながら、午後は絵を描き、昼過ぎ、ついつい眠りに落ち、夕方には本を読み、洗い物をして、皆既月食をインターネット越しに見る、ただただ紅茶が美味しい。

 

どうしようもない生活の記録。

 

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question

 

近頃恋人が出来て毎日がその人について色々と試行錯誤していて、しかし自分が非力なのか、言葉がこんがらがっていくのは、それが収集の付かない恋だからだと思う。

 

恋人は考えるのが好きだ、常に答えを追い求めている、私も考えるのは好きだけれど、疑問に関しての解釈を探求する。そこに恋人が答えを導き出して「なるほど」となる事がとても多い。

 

 

私は「謎」が好きだ。

例えばリンゴを齧りながら待ち合わせにやってきた友人についての真意だとか、それは敢えていったん置いておいて、自室に帰った際に「なぜあの人はリンゴを齧っていたのか」について考える。

 

至極差別的な発言になるけれど、「ジャパレゲが好きな人間は常にタオルがないと安心出来ないのか」とか「ギャルが”待って”を文頭に話し始めることは常々内容がなくて、いつまで待てばいいのか」という話。

 

ファッションメンヘラという言葉が蔓延り始めた時には「ファッションとして精神疾患をワッペンのように貼り付ける思考自体が病的だ」と。

 

そうしてシンエヴァを観に行くことが出来なかった自己に渦巻くグワーッとした庵野監督に対しての罪悪感など(脈絡がまるでないよなあ……)

 

 

恋人は「君しかいないよ」と言ってくれる、オンリーワンというのは私も同じ気持ちだが、かの流行歌の歌詞を借りるなら、そもそも花屋の店先なんて場所はとても貴方には似合わないな、と漠然と思いを馳せている。

 

某キーボードアプリで冷静と打ったら予測変換で「冷静(ノノ_☆)」と出てきた、知らない顔文字だ……

 

 

眠剤を通じて。

 

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春眠

 

朝は辛いけれど、午前中に起きれた日は気分が良い。もう3.21。間も空けずに過ぎていくね、さて秒針の速さよ…。土曜日もふんわり溶けてしまって、少し切なかったりして。

 

ついさっき、眠剤を飲んでから、知り合いと

【⠀寂しい気持ちでなく、会いたいって、ただそれだけの気持ちがシェア出来たら良い⠀】

という話をした。

 

寂しいから誰かに会うのではなくって、寂しいから片っ端から連絡を取るのではなくって、会いたい特定のひとに会いたいし、話したいひとにだけ大切な言葉を投げかけたい、キャッチしてくれた時のTHE.カタルシス〜!って湧く瞬間、それが本当に心地よくて。

誰でもないあなたが良いんだよって、思われるほうも嬉しいと思うの。

 

コミュニケーションって特別クリエイティブな行為だよな〜と常々感じる。

言葉の摩擦だとかまあ色々考えた末に、リビドーに近いとすら…大袈裟では決してなくて……

 

そうね、なんだかこれ以上長ったらしくあれこれと言っていたら、どんどんペラくなってしまってもったいないので、

後は頭んなかの引き出しにひょいっと閉まおう、とびきり取り出しやすいところに。

 

繋がりを噛み締めたい時には、よく寝てよく食べ、よく遊び、それから心をシャカシャカ揺らして、べそをかきませんよう、気をつけて。

 

ここまで読んでくださり、どうもありがとう。

おやすみなさい、また話そう。